待ちくたびれる暇がない
2014年と2018年のワールドカップを熱心に見ていたのだけど、この時期はどちらも仕事で精神的に苦しいときだったので、毎晩試合を見ることにすごく救われていた。
だからしばらくずっとサッカーが好きというよりワールドカップが好きという感じで、
あんな命をかけたような熱い勝負以上におもしろいもんがあるかいと思っていたから、Jリーグも各国のリーグも見ていなかった。
誰がどのチームにいるのか全然知らないし、正直あまり興味もなかった。
(ルールだけはさすがに覚えられた)
でも次のワールドカップまで4年ももう待てない耐えられない、とりあえずサッカーが見たい、と思ってDAZNを契約して、試しに聞いたことある海外のチームの試合を流したらワールドカップに出ていた選手だらけで、嘘だろ すごすぎると思った。こんな当たり前のこともわからなかった。
ほとんどの試合に見たことのある選手がいて、みんな変わらずサッカーをしていて、やっぱりかっこよくて、これ以上にワクワクすることって他にない。
旅行先の三島のレストランで朝ごはんを食べながら、テレビに映っていた日本代表の試合を見たのが興味を持った始まりだと思う。
サッカーの何にもわからないのに、香川がボールを持ちながら体をクルッと回して相手をかわしてシュートを打ったのに驚いた。
そのまま点が決まるとまわりのおじさんたちと同じように私も「おお~」と声を上げていて、不思議な一体感があったのを覚えている。
あのときの試合が、毎年のシーズンの1試合1試合が、選手の移籍も何もかもが、
きっと全部ワールドカップに繋がっているんだから、全部見れたらうれしいなあ。