2018.10.16 日本対ウルグアイ @埼スタ ①

少し前の話になるけど、私が生まれて初めて生で観戦した試合は日本対ウルグアイの親善試合で、なんでこれを見に行くことになったのかというと、サッカーの無念はサッカーで晴らすしかないと心に決めたからだった。

 

この観戦よりさらに前、日本対チリの親善試合が決まったとき、心臓が飛び出るかと思うほどびっくりしてうれしくて、生きてるうちにビダルを見れるかもしれないなんて、今まで生の観戦にあんまり興味なかったけどビダルとなったら話は別だとスタジアムにサッカーを見に行きたい気持ちが爆発した。

必死でチケットを取ってなんとか有給も取って準備万端、でも出発当日の朝に地震があって飛行機が飛ばないことを知って、結局試合も中止になった。

あんまり被害が大きくならないといい、選手たち無事でよかった、自然には勝てないどうしようもない、サッカー見れないくらいなんだ、みんなもっと大変だ、大丈夫かな、ビダルもまたいつかって頭ではわかっていたけど、やり場のない気持ちに負けてその日は子供みたいに泣いてしまった。

 

そんなことがあったのでしばらく暗い気持ちで過ごしていたのだけど、考えれば考えるほど、このどうしようもなくスタジアムに行きたくなった気持ちを無駄にしたくない、ビダルはいなくてもやっぱり生でサッカーが見てみたいと思うようになった。

神様2回もチケット取らせてくれてありがとう。

 

試合当日、歩きながら埼玉スタジアムが見えてきて、でも近付くとその前に物販とかイベントスペースがブワーーッと広がっていて、とにかくでかさと広さと人の賑わいにすげーーーとなった。

 

そのへんを見て回っていたら、小島伸行さんがイベントに参加されていて、小島さんの解説がわかりやすくて好きだったので、突然現れた小島さんに私はすでにボルテージMAXだった。小島さんは顔が小さくてスタイルがよかった。

 

【つづく】