吹替えで見たいやつがある

「ジョニー・イングリッシュ/アナログの逆襲」
これシリーズの3作目らしい。もう腹がたつほどポンコツでいっそ清々しい主人公、身体能力は意外と高い、ほぼMr.ビーンと同じ。

こんなスパイ勘弁してくれよと思いつつ、ハハハと何も考えず見ていられるコメディ映画だった。(調べたら主人公はもともと組織の事務員だったとのことで、じゃあ納得)

海街Diary
あたたかくていい映画だった。3姉妹の個性はお葬式の喪服で完全に表現されていた。みんないろいろある、ありまくるんだよなあ。ぜんぶ完璧で正しいひともいないし。

現世にこんな穏やかな時間が流れる世界が存在するはずないが、とても丁寧に進んでいったので気にならなかった。

「疑惑」
松本清張のこの原作を読んだとき、いま日本に存在するミステリー小説のすべてがここにつまっていると感動したのだけど、映画になるとまあこんなにあざやかとは。

桃井かおりが横柄でヒステリックで色っぽくてすごい。「男をたらしこんで死ぬまで生きてやるわよ」と言ってみたい人生だった。最後までバッチバチでしびれた〜〜。