吹替えで見たいやつがある

「ジョニー・イングリッシュ/アナログの逆襲」
これシリーズの3作目らしい。もう腹がたつほどポンコツでいっそ清々しい主人公、身体能力は意外と高い、ほぼMr.ビーンと同じ。

こんなスパイ勘弁してくれよと思いつつ、ハハハと何も考えず見ていられるコメディ映画だった。(調べたら主人公はもともと組織の事務員だったとのことで、じゃあ納得)

海街Diary
あたたかくていい映画だった。3姉妹の個性はお葬式の喪服で完全に表現されていた。みんないろいろある、ありまくるんだよなあ。ぜんぶ完璧で正しいひともいないし。

現世にこんな穏やかな時間が流れる世界が存在するはずないが、とても丁寧に進んでいったので気にならなかった。

「疑惑」
松本清張のこの原作を読んだとき、いま日本に存在するミステリー小説のすべてがここにつまっていると感動したのだけど、映画になるとまあこんなにあざやかとは。

桃井かおりが横柄でヒステリックで色っぽくてすごい。「男をたらしこんで死ぬまで生きてやるわよ」と言ってみたい人生だった。最後までバッチバチでしびれた〜〜。

気になるセリフがひとつはある

「アイ・フィール・プリティ!」
頭を打って自分の姿がナイスバディな超絶美女に見えるようになった(実際は変わらない)女性が主人公の映画、ありがちだけど、ふつうに泣いた。

「昔から味わってみたかった、あなたのような圧倒的な美しさを」「"美人になるのが夢"だなんて悲しすぎる」など。自信に満ちあふれているというより、私は私だと思えることがすてきだった。

恋は雨上がりのように
女子高生がバイト先の45歳バツイチ子持ち店長に恋するという漫画が原作の映画。現実はどうか知らないけど、ファミレスでみんながキビキビ仕事してる様子がよかったな。

大泉洋の店長もよかった。小松菜奈はただ美しかった、情熱的ですばらしい。胸がくるしいです。心が洗われました。

トレインスポッティング
ユアン・マクレガーってこんなかわいかったっけ?シック・ボーイもかわいいし。ベグビーはくそイカれてる。若い男たちがめちゃくちゃしてめちゃくちゃになってた。

はじめ見たときってこんな感じだったかな。でもやっぱりおもしろい映画だった。 「手に入るドラッグなら何でもやりまくった、ビタミンCが違法ならやってた」という名セリフ。

AM3:30からはじまる

Jリーグというかサッカーがやってないのと、家から出られなくて持て余しているので、映画を見た感想を代わりに残すようにする。ぜんぶAmazonプライム・ビデオにあるやつ。

 

カメラを止めるな!
話題になって、見たい見たいと思ってたのに結局行かず、テレビでやったときの録画も消してしまって、これはもう絶対見ないだろうなと思ってたけど、寝られない日になんとなく今か〜?となって見た。

そしたら夜明けにぴったりなラストだった。思ってたより楽しげでさわやかでおもしろかったし、これはいいゾンビ(だけじゃない)映画。

ジュラシック・ワールド
恐竜が"いた"のですごかった。映画館で見てたらたぶん声出てた。やっぱりティラノサウルスかっこいい、モササウルスがとにかくでかくて強い。

草食恐竜の赤ちゃんとのふれあいゾーンがよすぎた。あと主人公の兄弟もかわいすぎた。

それはそれとして悔しい

開幕戦で聞いた「今日もソウザは戦う仕事をしています」という実況がとてもよかったなあとずっと思っている。

"戦う仕事"をする選手が好きだ。
ビダルだってそう。
常に体を張っている、気付けばその人がどこでも走っている、その人がいればチームのみんなが助かる、そういう姿を見ていると胸が熱くなる。

でもめちゃくちゃフリーキックがうまかったり、すごいシュート決めたり、そういうのも結局好き。
札幌の福森のパスやフリーキックは本当にいつも うひゃ〜〜 と思う。

YouTubeJリーグチャンネルに、ゲストで来ていたワッキーが「勝敗は関係なく、毎節どのチームにもナイスプレーは絶対にある」と言っていて(彼は毎節それを自分のTwitterにまとめて上げている)、それは確かにそうで、どんなに好きなチームがあってもそれ以外のチームがよくないとかは思えない。

ボロ負けしたってイニエスタのパスは誰が見たってすごい。あんなとんでもないものを見れることがうれしい。神戸強かったな。
全部全部おもしろいから、やっぱりサッカーはすごいな。

いや、だから負けてもいいってことではない。
あと10節だから、たくさん応援する。

諦めることはなにもない

応援しているチームが全然勝てない、勝てないというか得点もできない。そんなのが何試合も続いている。
好きな選手がいて、その選手がいるからチームを応援し始めたので、勝てないことで好きな選手が落ち込んだりつらい思いをしているかもしれないと考えるとかなしい。
Jリーグのシーズンはまだ長いので、がんばってほしい。がんばってほしいけどかなりつらい。

でもどんなに強くて美しいチームであっても、負けることは絶対にある。勝てると思われていた試合でも、それがいくら大事な試合であっても負けてしまう。
バルセロナチャンピオンズリーグで敗退して、今日は本当に何のやる気も出ないほどかなしかった。
世界で1番好きな選手が所属している、世界で1番のチームなんじゃないかと思っていたから。今はただただ残念。

だけど勝ったチームを応援してる人たちはめちゃくちゃうれしかっただろうなと思って、めちゃくちゃ悔しいんだけど、自分が今までにうれしかった色んな試合を思い出したら、勝ったチームのみんなはきっと最高にハッピーで、悔しくて羨ましいのによかったなあとも思う。
私がこんな気持ちになるのはサッカーだけだから、やっぱりかなしくてもうれしくても全部見たい。
(ブラジルW杯でメキシコがオランダに負けたことをまだ根に持っているので、受け入れるのに時間がかかることもある)

負けてしまったチームの人たちが、次のシーズンや自分たちのこれからについてどうやってモチベーションを保つのかとか、なんかそういうことが心配で、同じメンバー同じチームでずっとはいられないから、不安もあるけど、また勝ってくれるまで応援していたい。

そしてやっぱりビダルは最高、ビダル大好き。

想像しているよりいいことを起こしたい

DAZNで『GIANT KILLING』のアニメが配信されていたので全部見た。おもしろかった。試合のシーンはけっこう普通に声が出たりして感動した… よかったね世良くん…

 

サッカーのことで、特に監督に関しては、どういう戦術で人柄で、それがチームに与える影響は、というのはまだなかなか理解できないというかそもそも顔と名前が一致する人の方が少ないので、個性的な監督を中心にサッカーを見るのは新鮮だった。

選手たちの気持ちとか監督でチームが決まる感覚?とか、なるほどこんな感じなのかあと少しわかった気がする。アニメの世界の話だけど。

 

一昨日ちょうどJリーグキックオフカンファレンスがあって初めて見た。(ジャイキリでもこんなシーンがあった!) 

J1の監督がインタビューに答えているところで、みんな試合で見る顔と全然ちがってやわらかくて、楽しそうだけど自信も感じられて、この人たちがまた1年チームを率いてサッカーするんだ 本気の顔になるんだなあと思った。

 

あと、ネットにあった湘南の秋元と梅崎の記事がめちゃくちゃよかった。

チームが連敗してよくない雰囲気のとき、試合後のロッカールームで自分への苛立ちと不甲斐なさで給水ボトルを叩きつけた梅崎に、秋元が「全然やってないのにキレてんじゃねえよ!」と噛みついて、梅崎も「は?」てなってまた秋元が「攻撃だけやって取られて守備しないでキレてんじゃねえよ!」って言い争いになるんだけど、その口論をきっかけに年齢も立場も関係なくチームみんなが本音をぶちまけて、誰にどうしてほしいのか具体的な意見が飛び交った、と。(ジャイキリでもこんなシーンがあった…!)

しかも秋元はこのままじゃ"仲良し集団"で終わってしまうとずっと危機感を持っていて、火種をふっかけるチャンスを待っていた、自分より年下の選手に厳しい発言をすると萎縮してしまう、だから自分より年上で熱い性格の梅崎であれば効果的だと思った、ボトルを叩きつけたとき、「ここだ!」と思った、と。

それで年長者の梅崎も年下のチームメイトの意見を素直に聞いて歩み寄った、と。

なんだこれアツすぎる。

 

今日は富士ゼロックススーパーカップを見た。レアンドロ・ダミアンすごかった。

2018.10.16 日本対ウルグアイ @埼スタ ②

物販のお店はたくさんあって、記念になにか買おうかなとウロウロしてたけど結局なにも買えなかった。

でも、そのあとチケットを見せるところでJFAのビニール袋に入ったお土産みたいなのをもらったので、それを全部大事に取ってある。

 

そのまま階段を上って、早歩きでスタジアムに入って、ピッチが見えた瞬間、

すごい!でかい!ああ!芝がきれい!テレビで見てた!みんながサッカーをしていた!これが!ああそうなんだここがサッカーするところなんだ!すごい!!ウワァーーー!!!だった。

ただピッチを眺めてるだけでうれしくて大きな声が出そうでしばらく歯を食いしばっていた。

席は1階席のかなり後ろの方だったけど全然関係なかった。テレビで見るより近かった。

 

試合の内容は、もうだいぶ経ってしまって正直そのとき自分が思ったことは忘れてしまったけど、すぐ目の前で選手たちが動いている、プレーだけでなく、その一挙一動のすべての迫力に圧倒されていた。

ゴールもいっぱい決まって、すごい試合だった。カバーニがセクシーすぎた。

時間が経つのもあっという間で、今思い出してもなんか夢みたい。ああ、すごい試合だったなあ。

 

端から端まで全部見えること、実況も解説もないこと、サポーターの人たちの応援の声、ときどき聞こえる選手の声、ボールを蹴る音、日本に点が入ったらみんな一斉にワァァア!って立ちあがる、めちゃくちゃサイズのでかい紙コップのウーロン茶、試合後ピッチに近い通路まで降りたときのあの芝のにおい、何もかも初めてだった。

 

これから先、絶対きっとたくさんサッカーを見るけど、見に行くって決めてるけど、どんなピッチを見ても毎回とてもうれしい気持ちになると思う。

テレビでも、スタジアムでも、試合を見るのは本当に楽しい。サッカーを見てるとき私はすごくしあわせだ。

 

【おわり】